次世代へと引き継ぐ「美味しい」日本の魚文化
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    のいただきます。
 

真鯛のバロティーヌ ゆずポン酢ジュレとアンチョビバターソース添え

色んな魚介をムースにし、薄くスライスした真鯛をロールケーキのように巻いて低温調理した料理です。低温調理をしたので身は柔らかく、皮はカリッと焼き香ばしく仕上げました。アンチョビを使ったバターソース、爽やかな柚子ポン酢、ジュレと最後には真鯛のバロティーヌ上に柚子の皮を削りました。

- 材料・分量(1人分) -

  1. 真鯛 150g
  2. エビ 10g
  3. ホタテ 40g
  4. 飛子 3g
  5. パプリカ 赤・黄 各10g
  6. レッドオニオン 50g
  7. ディル 0.5g
  8. ゆずポン酢 10g
  9. 和風だし 100g
  10. イナアガー 1.5g
  11. 生クリーム 30g
  12. 10g
  13. 卵(白身) 40g
  14. ヒュメ 20g
  15. バター 20g
  16. アンチョビペースト 11g

- レシピの作り方 -

  1. 真鯛のフィレをかま、腹骨、背骨を取り除きとっておく(ヒュメを作る)。真鯛の背の部位を3カットにして皮を下に置き横から包丁を入れ薄くスライスして開く(100g)。スライスした真鯛は作業台にラップを引き皮が下に行くように置く。真鯛の腹は皮を引き身は魚介のムースにする
  2. ホタテ(40g)をペーストにして、卵白(10g)を入れよく混ぜる。生クリーム(10g)を少しずつ入れながら混ぜ、塩(2g)・白コショウ(1g)を入れ薄くスライスした真鯛の身に塗る
  3. 真鯛の身(50g)をペーストにして卵白(30g)、生クリーム(30g)、塩(3g)、白コショウ(2g)を入れよく混ぜる。エビ(10g)、パプリカ赤・黄(各10g)、レッドオニオン(10g)を角切りし、飛子(3g)とみじん切りしたディールを入れ、よく混ぜてムースを完成させる。(2人前)完成したムース(100g)をスライスした真鯛に棒状に乗せ、皮を上にしソーセージのようにラップで巻く
  4. 巻いた真鯛のバロティーヌを80℃のお湯に30分間火を入れる。30分になったらバロティーヌを取り出し、ラップを外して表面の水分を取る。熱したフライパンのオリーブオイルを引き真鯛のバロティーヌの皮の部分をカリッと焼く
  5. 柚子ポン酢ジュレ:ボウルに塩(0.5g)イナアガー(1.5g)を入れ混ぜて、和風だし(100g)に入れ、火にかけ沸かす。和風だしが沸いたら柚子ポン酢(10g)を入れ、火を消し氷水に冷ます
  6. ヒュメ・ド・ポワソン:真鯛のアラ、骨、野菜(玉ねぎ、人参、セロリ、ローリエ、ホワイトペーパー、タイムなど)でヒュメ・ド・ポワソンを作る
  7. アンチョビバターソース(10人前ほど):ヒュメ(200g)を鍋にいれ煮詰めてから生クリーム(10g)を入れ、軽く沸かす。火から外し、アンチョビペースト(110g)、バター(180g)を少しずつ入れながら、乳化させ軽く沸かす。塩(2g)、白コショウ(2g)を入れ、シノワで漉し、レモン汁(4g)、イタリアンパセリ(2g)を入れ完成
  8. 皿に盛りつけ、最後にピンクペーパー、凍った柚子の皮を真鯛のバロティーヌに削り、ディル、イタリアンパセリで飾って完成する。盛り付けは写真を参考

- 水産物情報 -

魚種名熊野産 マダイ

産 地三重県

セルポワ

高準弼さん

滋賀県大津市大萱1-4-16
TEL.077-544-2288
- その他のレシピ -