次世代へと引き継ぐ「美味しい」日本の魚文化
  • 0
  • 次世代へと引き継ぐ「美味しい」日本の魚食文化
    のいただきます。
 

帆立の素揚げと厚揚の吹雪仕立て

この時期ならではの帆立の香り、食感、旨みを十分に感じて頂く事のできる一品を紹介致します。合わせる材料は自家製厚揚と名残りの聖護院蕪です。表面の旨みをしっかり出す為に、中が半生になるよう素揚げした帆立と一緒に、吹雪仕立てで召し上がってください。

- 材料・分量(4人分) -

  1. 帆立(大) 2枚
  2. 厚揚用豆腐 半丁
  3. 聖護院蕪(むき上げ) 400g
  4. 菜の花 4本
  5. 柚子 少々
  6. 鰹出汁 600cc
  7. 薄口しょう油 少々
  8. 少々

- レシピの作り方 -

  1. 帆立を殻から外して水洗いする。肝・ヒモ・貝柱・生殖巣・エラに分け、エラは使わないので処分する
  2. 水分を拭き取り、油で素揚げする。肝と生殖巣は170℃の油で中まで加熱、ヒモは170℃の油で5〜6秒油通しくらい加熱する。貝柱は180℃の油で揚げ、表面の色がキツネ色になれば油から上げる
  3. 聖護院蕪は皮のむき、サッと水洗いし、すぐにすりおろす
  4. 出汁400ccに塩と薄口しょう油で味をつけて火にかけ、沸騰直前に③の蕪を入れ、再度沸騰する直前まで温度を上げて表面のアクを取る
  5. 出汁200cc で厚揚用豆腐を炊き、油で揚げる。その上に揚げたての帆立を半分に切って盛り付けし、蕪のすり流しをはる。仕上げに菜種とすり柚子をとめる

- 水産物情報 -

魚種名ホタテ

産 地宮城県

和ごころ 泉

泉昌樹さん

京都府京都市下京区烏丸仏光寺東入ル一筋目南入ル匂天神町634-3
TEL.075-351-3917
- その他のメニュー -