次世代へと引き継ぐ「美味しい」日本の魚文化
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    のいただきます。
 

マハタの油焼き おろし掛け パイナップル風味

マハタは上質なコラーゲンを含む高級白身魚ですが、皮目に磯臭いような若干のクセがあります。香味油でソテーすることでクセを消し、相性抜群の酢醤油(またはポン酢)をベースとする特製おろしを天に盛って仕上げます。ハタ・マス類は南方魚種なので、同じ南方果実のパイナップルとの相性は抜群です。

- 材料・分量(10人分) -

  1. マハタ切り身 600g
  2. ダイコンおろし 1/5本分
  3. タマネギ 1個
  4. パイナップル 1/3個
  5. にんにく 1片
  6. しょうが 5g
  7. ローズマリー 2枝
  8. 鷹の爪 2本
  9. ダイコン輪切り 30gを10枚
  10. ミニトマト 10個

- レシピの作り方 -

  1. 魚の下ごしらえ
    マハタは1キロサイズ これを上身にすると約600g
    1人前30g 2枚の計算で切り出すと、1尾で10人前とれる 切り身に塩こしょうし、小麦粉をまぶす
  2. おろしの準備
    ダイコンおろし、タマネギとパイナップルのみじん切り(パイナップルは粗みじんとし、食感とカタチを残す)を中火で鍋にかける タマネギに火が通ったら、適量の薄口しょうゆ(濃口しょうゆをたくさん使うとパイナップルの「黄色」が消失する)そして酢を加える おろしの完成
  3. 輪切りダイコンのコンソメ煮を作る
    ダイコンは当然、水から火にかける コンソメ1キューブ、塩は控えめに
    輪切りダイコンは盛りつけ時、マハタの下敷きとなる
  4. 香味油を作る
    フライパンにオリーブ油(またはキャノーラ油)を敷き、にんにく、しょうが、鷹の爪、ローズマリーを投入
    油に香りが移ったのを見計らって、これらを取り除く 焦がし厳禁
  5. 盛りつけ
    輪切りダイコンの水気をキッチンペーパーでぬぐい、皿の中央に置く
    続いて油焼きしたマハタの切り身、そして大スプーン2杯分のおろしを乗せる
    ラディッシュ、ディール、ルッコラ、スダチの輪切り、ミニトマトを盛り付ける

- 水産物情報 -

魚種名熊野産 マハタ

産 地三重県

割烹旅館八千代

長野雅直さん

三重県松阪市殿町1295
TEL.0598-21-2501
- その他のレシピ -