次世代へと引き継ぐ「美味しい」日本の魚文化
  • 0
  • 次世代へと引き継ぐ「美味しい」日本の魚食文化
    のいただきます。
 

鯛の軽いラグーのパスタ

鯛の身をミニトマトなどと白ワインで軽く煮込んだラグーと合わせることで、軽やかな風味のパスタが簡単にできます。刻んだバジルを混ぜたパン粉をふり、鯛の皮をカリカリに焼いて乗せれば、香ばしいアクセントも加わります。ショートパスタでなく、スパゲッティなどとも合います!

- 材料・分量(2人分) -

  1. 鯛の切り身 2切れ
  2. ペンネ(スパゲティなどの場合160g) 120g
  3. ミニトマト 8個
  4. しめじ 1/2株
  5. 白ワイン 200ml
  6. オリーブオイル 適量
  7. パン粉 大さじ2
  8. バジルの葉 4〜6枚
  9. 適量
  10. 黒胡椒 適量

- レシピの作り方 -

  1. 鯛の切り身から皮を外し、身は一口大に切り、バットなどに入れ、
    全体にまんべんなく塩をふり、10〜20分ほど置いておく
  2. フライパンにオリーブオイルをひいて弱火にかけ、パン粉を入れて焦げないように注意しながら炒める
    焦げ色がついたら火を止め、ボウルなどに入れて刻んだバジル2〜3枚分を加えて混ぜ合わせる
    パン粉大さじ2だけだと炒めにくいので多めにつくっておいて他の料理に使うといい(焼いた魚や肉にかけるといい)
  3. フライパンにオイリーブオイルをひいて中火にかけ、①の皮を入れこんがりと焦げ目がつくまで焼き、キッチンペーパーの上に置いておく
  4. お湯を沸かして塩を入れ、ペンネを茹でる。ペンネがくっつかないようにオリーブオイルを少し加えておく
  5. フライパンにオリーブオイルをひいて中火にかけ、①の鯛の身を入れてソテーする
  6. 鯛の身の表面が白くなったらミニトマトとしめじを入れ、白ワインを加え中火で軽く煮詰める
  7. ペンネの茹で汁を加えながら鯛の身に火が入り、少し崩れるぐらいまで弱火で煮詰める
    味を見て塩気が足りないようならさらに茹で汁を加え、強過ぎるようならお湯を加えて調整する
  8. ⑦に茹で上がったペンネを加え、中火にして全体が馴染むように和える
  9. 器に盛り、オリーブオイルと黒胡椒、②のパン粉をふり、バジルの葉と③の鯛の皮を添えて出来上がり!

- 水産物情報 -

魚種名タイ

産 地香川県

食の雑誌「dancyu」編集長

植野広生さん

築地時代から市場に通い、自宅やイベントでさまざまな料理をつくるほか、BS フジ「日本一ふつうで美味しい植野食堂」では、町場の食堂や居酒屋などで毎日食べたくなるような” 普通に美味しい料理” を教えてもらっている。著書に「dancyu“食いしん坊”編集長の極上ひとりメシ」(ポプラ社)。