次世代へと引き継ぐ「美味しい」日本の魚文化
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    のいただきます。
 

鮭とじゃがいものスープ(ロヒケイット)

フィンランドの家庭料理スープ「ロヒケイット」をアレンジした鮭とじゃがいものスープです。ミルクや生クリームをたっぷり使うのが定番ですが、このレシピはバターのみ、ミルクなしでさっぱり仕上げました。トマトが少し入ることでスープに酸味と美しい色が加わります。ディルを飾ればより本格的です。

- 材料・分量(2~3人分) -

  1. 生鮭切り身(皮なし) 200g
  2. バター 20g
  3. じゃがいも 2個
  4. 3分の2(4g)
  5. 玉ねぎ 1/2個
  6. (あれば)あさつきかパセリ 適宜
  7. ニンニク 1かけ
  8. 野菜くず 適宜
  9. セロリの茎 1/3本
  10. プチトマト 4~5個
  11. 600ml

- レシピの作り方 -

  1. 玉ねぎとセロリは1cm角に切る。じゃがいもは皮をむき4つ割り。にんにくはつぶす
    ミニトマトはヘタをとって半割にする。鮭は一口大に切る
  2. 水に野菜くずを入れて煮たて、鮭を1~2分、表面の色が変わるまで煮る
    鮭はザルなどに取り出しておく(ゆで汁も捨てない)
  3. 鍋にバターを入れて中火にかけて溶かし、にんにくとたまねぎをよく炒める
    そこにトマトを加えてつぶすようにしながら炒める
    鮭のゆで汁600mLとじゃがいもを加え(500mLに足りない場合は、少し水を足してよい)、
    煮立ったら火を弱めてふたをし、15分煮込む
  4. 15分経ったら鮭を加え、あと5分ほど煮る
    じゃがいもがやわらかくなったらできあがり
    好みであさつきやディルなどを飾ってもよい

- 水産物情報 -

魚種名みやぎサーモン

産 地宮城県

スープ作家

有賀薫さん

2011 年より9 年、3000 日以上にわたって朝のスープを作り続ける。おいしさに最短距離で届くシンプルレシピや、家庭料理の考え方などを発信中。著書『朝10 分でできるスープ弁当』(マガジンハウス)『なんにも考えたくない日は スープかけごはんで、いいんじゃない?』(ライツ社)など。