次世代へと引き継ぐ「美味しい」日本の魚文化
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    のいただきます。
 

ぶりスキ

ぶりをすき焼きの割り下でサッと煮た「魚すき」です。粉山椒が濃厚なぶりとよくあいます。溶き卵をつけて召し上がってもよろしいですし、そのままでももちろんおいしく食べられます。ぶり火を通しすぎないほうがやわらかくおいしいようです。

- 材料・分量(2人分) -

  1. ぶり 300g
  2. 玉ねぎ 1個
  3. 春菊 適量
  4. みりん 200ml
  5. 醤油 50ml
  6. 100ml
  7. ごま油 大さじ1/2
  8. 2個
  9. 粉山椒 適量

- レシピの作り方 -

  1. 割り下をつくる
    みりん、醤油、酒をあわせて沸かし、アルコール分を飛ばす
    そのまま冷ましておく
  2. ぶりは厚めの刺身くらいの薄切り(1cm弱)にし、①の割り下大さじ2程度に10分漬ける
    玉ねぎは7〜8mmの薄切りにし、春菊は軸と葉の部分の2等分に切り分ける
  3. すき焼き鍋を熱し、ごま油をなじませる
    弱火に落としてから②の玉ねぎを並べ、焦げ目をつける
  4. ③に①の割り下を注ぎ、ぶりを煮る
    あいたところに春菊も加え、ぶりに粉山椒をふりかける
    火が通ったところから好みで溶き卵をつけていただく

- 水産物情報 -

魚種名オリーブぶり

産 地香川県

作家・料理家

樋口直哉さん

主な著作として小説『スープの国のお姫様』(小学館)、 ノンフィクション『おいしいものには理由がある』(角川書店)。料理本『最高の おにぎりの作り方』(KADOKAWA)など。