次世代へと引き継ぐ「美味しい」日本の魚文化
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    のいただきます。
 

ひらめの酒蒸し椀〜寒中たけのこのすり流し

寒の時期のひらめと出始めのたけのこをほっこりとした椀物に仕上げております。ひらめは身ばなれ良くなる様に包丁し旨味をとじ込める為に蒸し上げ、たけのこはまだ旬前の小さな物で風味をより味わって頂ける様にすり潰し、裏ごして口当たり良くしてます。

- 材料・分量(2人分) -

  1. ひらめ(2名分) 60g
  2. たけのこ 2本
  3. 出汁 300cc
  4. 300cc
  5. 20cc
  6. 若布(あしらい) 40g
  7. 菜の花(あしらい) 4本
  8. 人参(梅人参2ヶ分)(あしらい) 1/2本
  9. 木の芽 6枚

- レシピの作り方 -

  1. 柔らかく戻したたけのこを、出汁・水を合わせた中に入れ、中火にし焚く。最初に塩少々(2g程)を入れたけのこの味を出す。風味・味が出てきたら、少し弱火にし、吸い物の味加減位まで薄口醤油も使い味付けをする。味がまとまれば、ひとつかみの鰹節をペーパーに包んでから入れ、火を止め完全に冷まし、味を含ませる
  2. ①のたけのこの姫皮をむき穂先を残す。他全部のたけのこをミキサーにかけペースト状にし(この時煮汁は取っておく)、細かい目の裏ごしにかけ、なめらかにする
  3. ひらめに塩少々(ひらめの重さの約2%)なじませておく。ひらめに包丁を入れ、酒を振り、95℃にしたスチームで火を通す(約10分)
  4. ②を鍋に入れ火にかける(この時ペーストが固ければ、残しておいた煮汁を入れて適度のかたさにする)。味の確認後、お好み加減で塩・薄口醤油を少々入れる
  5. 器に④を入れ、③の蒸し上がったひらめを盛り、あしらいをのせ、最後に香りの木の芽を散らす

- 水産物情報 -

魚種名錦 ヒラメ

産 地三重県

老松 ひさ乃

久野正光さん

大阪府大阪市北区西天満4-8-3 天野ビル1F
TEL.06-6314-6202
- その他のメニュー -