次世代へと引き継ぐ「美味しい」日本の魚文化
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    のいただきます。
 

鰆のソテー ゆずはちみつソース

鰆はその名の通り春の魚ですが、旬は2度あり秋冬にも美味しい魚です。鰆の皮に少量のはちみつをぬりパリッと、淡白な身には、溶かしバターをかけながら焼きます。ゆずをまるごと使いソースを作り添えてふわっとした鰆の優しい味わいに、ゆずの苦味のアクセントで爽やかなひと皿に仕上げました。

- 材料・分量(2人分) -

  1. 4切れ
  2. にんにく 1片
  3. オータムポエム(菜の花でもよい) 2束
  4. はちみつ 大さじ1/2
  5. オリーブオイル 大さじ2~3
  6. バター 30g
  7. 塩、こしょう 各適量
  8.  
  9. 《ゆずソース(作りやすい分量)》
  10.  
  11. Aゆず(種を除きざく切り) 1個
  12. Aはちみつ 大さじ2
  13. A水 100cc
  14. Aオリーブオイル 大さじ2
  15. A塩 小さじ2/3

- レシピの作り方 -

  1. 鰆の切り身に塩(分量外)をふって15分おき、その後ペーパーで表面の水分をふき取る
    にんにくは皮ごと半分に切り、芽を取り除き包丁の背で潰す
  2. ゆずソースを作る。Aの材料すべてをジューサー、またはハンドブレンダーで撹拌してソースを作る
    鰆は焼く直前に皮目にはちみつを少量ぬっておく
  3. フライパンにオリーブオイルと1のにんにくを入れ、にんにくの香りをオイルに移しながら温める
    硬い部分を切り落としたオータムポエムを両面焼きつけるようにソテーして取り出し、軽く塩をふっておく
  4. 続けて、③のフライパンに、2の鰆に軽く塩こしょうをしたものを皮目を下にして並べる
    中火でこんがりと焼けたら返して、反対側も焼く
    火を弱め、ペーパータオルで余分な油をふきとる
    バターを加えて溶かし、スプーンで鰆の表面にかけながら中心まで火を通す
  5. 器に④を盛り付け、オータムポエムとにんにくを添える
    残ったバターも残さず上からかけ、②のゆずはちみつソースを添える

- 水産物情報 -

魚種名サワラ

産 地大分県

料理家 フードコーディネーター

橋本彩子さん

料理教室「FOODLETTER」主宰。雑誌、広告等の料理制作、テーブル周りのスタイリングで活動中。市場通いが日課でシンプルな調理法に季節の食材の組み合わせなど日常をアップデートさせる盛り付けやテーブルコーディネートも併せて提案している。