次世代へと引き継ぐ「美味しい」日本の魚文化
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    のいただきます。
 

フライパン鯛ピラフ

フライパンでつくるピラフと言うと、難しそうに思いがちですが、実は簡単です。材料は鯛の切り身、米、バター、たまねぎ、にんにくがあればOKです。しかも炊飯器で炊くより、ずっと早く出来上がります。バターとニンニクの香りでより鯛のおいしさが引き立ち、ほどよくお焦げになったご

- 材料・分量(3~4人分) -

  1. 鯛の切り身 3~4切れ
  2. 2合
  3. たまねぎ(みじん切り) 1/4個分
  4. ニンニク(みじん切り) 小さじ1
  5. バター 15g
  6. 2合(360ml)
  7. ローリエ(あれば) 1枚
  8. 塩、黒こしょう、オリーブ油 各適宜
  9. くし形切りのレモン、イタリアンパセリ 好みで

- レシピの作り方 -

  1. 米は洗ってざるにあげ、水気が飛び軽く乾燥するまで30分ほど置く
    鯛は塩小さじ2/3をすり込み10分ほど置いたら、さっと水洗いし、水けをキッチンペーパーで拭く
  2. フライパンにバターを入れ弱火にかける
    溶けてぶくぶく泡立ってきたらたまねぎとにんにくを加え、しんなりするまで1~2分炒める(焦がさないように!)
    ①の米を加えて全体にバターがなじみ、米が熱くなるまで1分ほど炒める
  3. ②に水、塩小さじ1/2、こしょう少々、あればローリエを入れ強火にし、煮立ったらひと混ぜして①の鯛をのせる
    ふたをして弱火で10分加熱する
  4. 10分たって米がふっくらしていれば、残った水分を沸かすように、10秒ほど火を強めて火を止める
    10分ほど蒸らして鯛を取り出し、ごはんを混ぜ合わせたらピラフが完成
    ※おこげを作りたい場合は、蒸らした後ふたを取って、小さくパチパチ音がするくらいまで中火でしばらく加熱するとよい
  5. 器に鯛とピラフを盛りつけ、好みでレモンやイタリアンパセリを添える
    鯛にオリーブ油とこしょうを少々かけてどうぞ

- 水産物情報 -

魚種名マダイ

産 地新潟県

料理家

上田淳子さん

調理師学校の西洋料理研究職員を経て渡欧。ヨーロッパ、日本のレストラン、パティスリーで修業後、料理家として独立。シンプルなレシピが人気で、「きょうの料理」や「3 分クッキング」ほか、テレビや雑誌などで幅広く活躍。 「実は簡単!ハレの日のごはん」ほか著書多数。